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『油分(乳液)で蓋』は古い常識?化粧水だけでOK?乳液のホントの役割

 2017/06/16 美容・健康 この記事は約 10 分で読めます。 21 Views
『油分(乳液)で蓋』は古い常識?化粧水だけでOK?乳液のホントの役割

若々しいお肌を保つためにもトラブル解消のためにも、日々のスキンケアは大事ですね。

美肌でいることが、ナチュラルメイク、すっぴんメイクを素敵に仕上げるカギにもなります。

忙しくてゆっくりお手入れする余裕がない?

そうですよね。
子育て中は自分の事は後まわし、独身の時にように美容にお金をかけるのも難しいですね。

大事なのは自分に合ったケアをすること、時間やお金を無駄にかける必要はありません。
とってもシンプルなことなのです。

スキンケアでは基本のステップがありますね。
ほとんどの人は洗顔後に化粧水、その後乳液という順番でされているはずです。

水分の後に油分というのが常識とされています。

ところが、最近この常識が古いと言う意見がチラホラと出ています。
中でも気になるのが「乳液で蓋をする」というのは古い考え方だ、というもの。

「水分を補給して逃げないように、油分で蓋をする」
このやり方は古い??

今回は「油分(乳液)で蓋」という表現について徹底解剖!
化粧水、乳液の本当の役割について解明してみましょう。

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保湿保湿と言われるワケ

保湿保湿と言われるワケ

スキンケアにおいて保湿はもう常識、何かにつけ保湿保湿と言われますね。

保湿とは?
わかっているようでも意外に間違って理解している人が多いのです。

エイジングケアをしているのに効果が感じられない・・・
もしかしたら保湿を間違っているかも知れません。

お肌の一番外側は表皮と言われる部分です。
表皮の厚さは平均0.2ミリで、4層構造(角質層・顆粒層・有棘層・基底層)になっています。
表皮の構造

お肌は一番上にある角質層で潤いが保たれてます。
潤いの中身は3つの保湿成分 ― 皮脂・天然保湿因子(NMF)・角質細胞間脂質(セラミド)です。

皮脂によってできるのが皮脂膜(汗も混じっています)で、弱酸性で表面を守っています。
天然保湿因子と角質細胞間を埋めている脂質によって、水分が保たれ蒸発しないようになっています。

これらの保湿成分がバランス良く存在していれば、バリア機能が十分に働き、健康でみずみずしいお肌をキープできるということです。

ところが加齢や紫外線、間違ったスキンケアなどが原因でバランスがくずれると、バリア機能が弱まります。
トラブルや老化などにつながるわけですね。

ターンオーバー(新陳代謝)が乱れることでも、保湿成分が不足してしまいます。

お肌が自分で保湿できない・・・
だからスキンケアで保湿というのが必要になってくるのです。

そこでまぎらわしいのが、保湿という言葉。

保湿は水分を与えることだけでなく、与えた水分を保持すること(保水)が最も大切です!

化粧水の働き

洗顔後のお肌は水分が蒸発しやすくなっていますから、水分を補わなくてはいけません。
化粧水の大事な役目がお肌への水分補給です。

ただし、健康なお肌ほど水をはじくと言われるように、水分や水溶性の美容成分のほとんどは角質層までしか吸収されません。
*ナノ化された美容成分は、表皮の下の真皮層以下にも浸透します。

つまり、化粧水の役目はお肌の一番上の表皮、その中でも一番肌表面に近い角質層に水分を補給し、保持することです。

そして、もう一つの大事な働きがお肌の調子を整えること。
肌の表面を整え、柔らかくして、次に使う美容成分の浸透を良くする役割があります。

*角質層にたっぷり水分を与えることで細胞間の隙間が大きくなり、浸透しやすくなります。

なお、化粧水はほとんどが水分です。
保湿成分によりある程度維持されますが、やはり蒸発してしまいます。

逃げないように油分のあるもので蓋をしなければいけない、ということです。

それで乳液?
その前に乳液についても知っておきましょう。

乳液の働き

乳液の働き

化粧水はほとんどが水分、ということでしたが乳液は2割程度の油分を含んでいます。
つまり、乳液の働きは水分を与えると同時に油分によって水分の蒸発を防ぐことです。

ですが、乳液をつければ水分の蒸発を完全に防げるかというと、そうではありません。
洗顔で剥がれた皮脂が十分に出るまでのつなぎとして、ある程度の水分蒸発を防いでくれるということです。

そもそも、人体からは常に水分が蒸発しています。
平均して1日に約900ミリリットル、ほぼ1リットルが蒸発で失われているといわれています。

皮脂を含め油分で完全に水分蒸発を防げるわけではありません。

また、化粧水がほとんど角質層までしか浸透しないのに対し、油溶性の成分はより奥まで浸透しやすいという性質があります。

つまり、乳液のもう一つの役割は、化粧水では届きにくい真皮以下まで美容成分を届けるためということです。

良く浸透させるためにも、先に化粧水でお肌の表面を柔らかくしておく必要がありますね。

クリームの働き

スキンケアでは水分の多いものから、順に油分を含んだものにしていくのが一般的です。
クリームは乳液よりも油分が多く、水分の蒸発を防ぐとともに様々な美容成分を補う働きがあります。

化粧水や乳液など水分量が多いほど、美容成分をあまり配合できません。
高価なものはそれでも様々な技術で高密度の美容成分を配合していますが、安価なものでは期待できないのが実際です。

美白成分、抗酸化成分、保湿成分など目的に応じた成分を効率的に取り入れたい場合は、クリームのほうが適しているということです。

お肌の状態に合わせて、乾燥しがちな季節にはクリームで保湿成分を補うとか、気になる目元口元だけ使うなど上手に使い分けしてください。

乱暴な言い方をすれば、化粧水や乳液、クリームの違いは水溶性成分と油溶性成分の割合です。
基本的な目的はすべて保湿です。

油溶性成分が多ければ美容成分を多く配合することができ、真皮層以下にもその美容成分を届けやすいです。
ですが、固めのテクスチャーになり、お化粧の乗りも悪くなりがちです。

角質層への水分の補給も大事です。

全てを使わなければいけないということでなく、お肌の状態や部位等に合わせて選択してください。

お肌が本当に健康であれば、何もつけないというのも選択肢の一つです。

「乳液で蓋は古い」の真実

「乳液(油分)で蓋は古い」の真実

化粧水で水分を補い、蒸発を防ぐために乳液やクリームなどの油分をつける。
これが蓋をするという表現です。

これ自体は特別古い考えでもありませんし、間違いはありません。

・化粧水では、真皮より下に十分な水分補給できない。
・乳液では、水分蒸発を完全には防げない。

それは正しいのですが、だからと言って化粧水、乳液が不要と言う結論にはならないということです。

化粧水で角質層に水分を補給できますし、油分を付けない場合と比べて蒸発を防げることは間違いありません。

また、化粧水、乳液は水分補給、蒸発防止以外にも、お肌の調子を整える、美容成分を届けるといった役割もあることはお伝えした通りです。

保湿するにはどうすればいいの?

化粧水、乳液、クリームを使う一番の理由は保湿です。

しっかりと保湿が出来れば、肌のバリア機能も働き外部刺激からお肌を守れます。
また、お肌がダメージを受けなければターンオーバー(肌の新陳代謝)も正常に行われ、肌本来の保湿機能やバリア機能がきちんと働きます。

逆に、保湿できずに乾燥してしまうと、肌が外部からの刺激に敏感になります。
外部からの刺激により肌がダメージを受けると、ターンオーバーも乱れてしまいます。

そして、ターンオーバーの乱れは、肌の保湿機能やバリア機能の働きを妨げるという悪循環に陥るのです。

ターンオーバーを正常にするために、バランスのとれた食事や健康的な生活も大事ですし、肌のダメージを防ぐために、清潔な肌環境や紫外線対策も大事になります。

ですが、一番大事なのはお肌をきちんと保湿することです。
もし、あなたがニキビや吹き出物、シミやくすみに悩んでいるなら、その悪循環を断ち切るために徹底的な保湿から始めることが一番効果的です。

では、効果的に保湿するためにはどうすれば良いのでしょう?

基本は今までお伝えしてきた通り、化粧水、乳液、クリームを正しく使うことです。

それともう1点、最強の保湿成分セラミドを取り入れることを意識してください。

セラミドとは角質層にて、角質細胞の間を埋める角質細胞間脂質、その約50%を占める成分です。
角質細胞間脂質

画像引用元:スキンケアナビ ©花王株式会社

この細胞間を埋めるセラミドが、角質層の水分を保持しています。
ですから、セラミド配合のスキンケア化粧品を使うことで、より高い保湿効果が得られます。

保湿成分としては他にもヒアルロン酸やコラーゲン、アミノ酸などいくつもあります。

これらは真皮層以下で水分を保持しお肌のハリの元となったりしますが、そもそもセラミドが角質層で水分を保持することで、お肌を外部の刺激から守り、体内の水分蒸発を防ぐことで効果的に働けるのです。

セラミドの生成と関係が深いのはターンオーバーですから、ターンオーバーが正常に働くように心がけることも大事です。
睡眠不足や偏食、冷え性、ストレスなどがある人は、スキンケアだけでなく生活習慣等も見直してみてください。

セラミド配合なら化粧水だけでもいい?

化粧品に含まれるセラミド成分は、ヒト型セラミド、天然セラミド、植物性セラミド、合成セラミドの4種類に分けられます。

このうちヒト型セラミドや天然セラミドは人間の皮膚構造にも近く、保湿力が高いのでおすすめです。

化粧品成分表示の最初のほう(10番以内程度)にセラミド1,2,3のように数字がついているもの、あるいはビオセラミドセレブロシドなどと表示されていれば配合割合が多いということです。

ですが、セラミド配合の化粧水を使えばそれだけで良いか?と言うとそれは極論になってしまいます。

化粧水はほとんどが水分で、セラミド配合でも濃度は高くはありません。

お肌が健康でトラブルもない、という人はセラミドを自分で作れているということです。
わざわざセラミドを補わなくても大丈夫です。

あくまでも水分を補うものとして化粧水を考えて下さい。
蒸発してしまいますが・・・。

お肌の状態は人それぞれです。
化粧水もつけない、化粧水だけつける、クリームだけつける等々。
色々なスキンケアの方法がありますが、それが自分に合っていればOK♪

保湿の必要性を感じている人は、『化粧水 → (美容液) → 乳液 → クリーム』という基本ステップの中でセラミドを意識してみてください。

セラミドは保湿成分としては特殊な成分です。
ヒアルロン酸やコラーゲン、アミノ酸のような一般的な保湿成分は親水性で、水となじんで水分を蓄えます。

ですが、セラミドは脂質(油の仲間)で基本的に水と交わりません。
そのため、セラミド自身で水を貯えるのでなく、『セラミド - 水 - セラミド - 水 - セラミド』といったミルフィーユ状の構造で水分を保持します。

この構造をラメラ構造と言います。
つまり、形が大事なので「ヒト型セラミド」と、形が異なる他のセラミドでは保湿力に差が出てくるのです。

「ヒト型セラミド」は結構お高い成分なのが難点ですが。。

まとめ

美容に関してはあいまいな表現や、キャッチーな宣伝文句で誤解してしまうこともよくあります。

年齢とともにお肌への不満や不安が増えていく中、本当に自分に合うスキンケアの方法やアイテムを探さなければいけませんね。

今のお肌には何が必要ですか?
意味無くつけていませんか?

時には思い切ってやめてみる、変えてみる、というのも必要かも知れません。

お肌と相談しながら足したり引いたり、美肌ママを目指しましょう♪

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