「水だけ洗顔ってホントにいいの?」
「プチプラ化粧水は若い人しかダメ?」
「お風呂上りはまず化粧水?ドライヤー?子供の世話は?」
スキンケアに関しては色々なやり方があります。
女優さんが実践している○○美容法、と注目されている方法もあります。
ただ、スキンケアに関しては意見が分かれるケースもとても多いですね。
ある人は良いと言い、ある人はやっちゃダメと言う。
本当はどうなんだろうと気になりますね。
良いならやってみたいけれど・・・。
お肌の調子は生まれつきの性質だけではなく、年齢や環境で変わり易いもの。
トラブルや悩みも人それぞれなので、自分に合ったスキンケアのやり方を見つけることが大事です。
今回はスキンケアに関して本当に良いのか悪いのか、よく取り上げられる疑問についてわかり易く解説します。
目次を見てください。あなたは、自信を持って〇×答えられますか^^?
冷水で洗顔すると毛穴が引き締まる?
冷水で顔を洗うと、キュンと引き締まる感じがしますよね。
ですが、それで毛穴の開きが解決することはありません。
冷水で洗い続けると血行が悪くなり、毛細血管の拡張によって赤ら顔になる可能性もあります。
冷水で顔を洗うと毛穴が引き締まる、というのは間違いです。
洗顔は30℃前後のぬるま湯でやさしく洗いましょう♪
洗顔剤はお肌が乾燥するから水だけがいい?
朝は水だけ、という人は多いですね。
理由は寝る前にスキンケアをしているから、就寝中の汚れくらいは水で落ちるから。
洗いすぎ(洗う回数や洗浄力の強さ)が原因で乾燥肌になることも理由です。
ただ、寝ている間にも汗や皮脂は出ます。
取りすぎるとバリア機能が低下しますが、多すぎるのもよくありません。
良いか悪いかはお肌の調子で判断です。
お肌が健康な人、乾燥肌対策としても朝はぬるま湯だけにするのも良いでしょう。
ただし、脂性肌の人や夏など汗が多い時期はやはり洗顔剤も必要です。
*洗浄力の強いものは×
洗顔には洗顔ブラシを使う?
毛穴汚れが気になる人は、洗顔にブラシを使う人も多いですね。
最近は超音波機能のある電動ブラシが出て、マッサージ効果も謳われています。
専用の柔らかいブラシであればOKです。
ただし、お肌に毛先がついた状態で長く洗うと、傷をつけることになります。
洗顔剤を泡立ててクッションのようにやさしくなでるような洗い方が鉄則。
洗いすぎには注意が必要です。
短時間でお肌に負担にならないようにしましょう。
*お肌が弱い人(敏感肌やトラブルのある肌)にはブラシはお勧めできません。
スキンケアは化粧水だけ?クリームだけ?
スキンケアは化粧水だけ?クリームだけ?
はたまた、乳液だけ、オイルだけ、馬油だけ、色々ありますね^^
シンプルなスキンケアで肌本来の機能を活かそう、という美容法の一つが〇〇だけというものです。
スキンケアの一般的なステップは、
『クレンジング → 洗顔 → 化粧水 → 美容液 → 乳液 → クリーム』という順番です。
洗顔後、水分は蒸発するので、保湿をするというのが理にかなったケアだと言えます。
一方で、お肌にはもともと保湿力もバリア機能も修復力もあるので、無理に色々な成分を入れなくても良いという考え方もあります。
本当はこれが健康なお肌、理想形ですね。
洗顔後に化粧水(保湿成分を含むもの)だけ、オイルだけ、クリームだけというモデルさんや女優さんも少なくありません。
つまり、良いか悪いかはお肌の状態によって異なります。
実践して調子が良ければそれが自分に合っているということでしょう。
そしてお肌の状態を見ながら、使い分けをしたり臨機応変に変えることが大事です。
*メイク落としや洗顔剤を使った後、日焼け止めを使った後は乾燥しやすい状態なので、保湿は必要ですよ。
洗顔後のスキンケア、何もしないがお肌にいい?
〇〇だけ美容法よりもシンプルなのが、何もしない美容法です。
洗った後何もしなくても潤いがあり、トラブルも起こらないのは理想的な健康肌。
本来持っている保湿力やバリア機能などが正常に働いていれば、何もしなくてもいいわけです。
色々つけすぎることで、お肌が自立できず弱まっているという考え方もありますね。
自分のお肌がどうなのか試してみるのも一つの方法です。
洗顔直後につっぱり感があっても、10分くらいそのままでいて自然にしっとりしてくれば大丈夫でしょう。
カサつき、テカり、ニキビなどトラブルがある時は、しっかり保湿することをお勧めします。
何もつけないことが良い場合もあれば逆もありです。
*ファンデーションや日焼け止めを使ってメイクした時は、クレンジングや洗顔剤で落とさなければいけません。
その場合は乾燥しやすいので、保湿剤を補って下さい。
石鹸はお肌に負担をかける?
肌表面は弱酸性であるのに対して、石鹸は弱アルカリ性で洗浄力が強いという意味で負担になるのは本当です。
ただ、一般の洗顔剤に使われている合成界面活性剤も、使い続けることで必要な皮脂まで落としてしまう可能性があります。
ですから、化学成分の少ない石鹸の方が、本来の肌機能を働かせるには良いという考え方もあります。
(皮膚科の治療でも症状に応じて石鹸が処方されています)
お肌の状態に問題なければ石鹸を使ってみるのも良いでしょう。
大事なのは成分です。
化学成分がなるべく含まれていないもの、保湿成分が配合されている洗顔用の石鹸を選んでください。
クレンジングはマッサージしながら?
お肌のマッサージは血流を良くし、ターンオーバーを促す意味でも必要なことですね。
クレンジングをしながらマッサージもやれば時短になるし、わざわざそれ用のクリームも必要ない、と思ってしまうのもわかります。
ですが、クレンジングしながらマッサージはNGです。
クレンジングはメイクなどの油分を浮き上がらせ、毛穴の汚れなどを除去するためのものです。
時間をかけるのはお肌に負担になります。
擦るのもダメです。
刺激によってシミの原因にもなります。
力を加えず、手早くせいぜい1分くらいで終わらせましょう。
マッサージは洗顔後にマッサージクリーム(オイル)をつけて行いましょう。
その後にいつものスキンケアをしてくださいね♪
化粧水はパタパタ叩きこんで浸透させる?
パッティングをすると浸み込みが良く、血行も良くなる・・・
パタパタと叩き込むように化粧水をつけている人も多いですね。
ですが、パッティングというのは叩くことではありません。
強く叩いたりこすったりするとお肌が傷ついてしまいます!
パッティングは軽く押さえるように、手のひら又はコットンで化粧水を浸み込ませることです。
手の場合は少量ずつ分けてつけること、細かい部分も忘れずにつけましょう。
(コットンの場合も)最後に両手で顔を包むようにして、化粧水を落ち着かせるとより浸透します。
また、手で直接触れることで、お肌の微妙な状態の違いを感じることができますね。
朝はフルーツでビタミン補給?
ビタミンは美肌の源ですし、酵素も摂れるので朝食にフルーツを食べるのは良いですね♪
特にビタミンCは、シミ予防や新陳代謝促進にとても大事な栄養です。
ただ、注意が必要なのが柑橘類などに含まれるソラレンという物質。
光によって活性化するので、紫外線の影響が大きくなります。
つまり、シミの原因となるので、オレンジなどの柑橘類は朝はダメです。
[su_note note_color=”#f2f2f2″]ソラレンを含む食べ物・・・オレンジ、レモン、グレープフルーツなど柑橘類の他キウイ、野菜ではキュウリ、パセリ、セロリなど[/su_note]フルーツを使ったパックも手軽で良いのですが、ソラレンを含むものは夜に使うようにしてください。
朝はリンゴ・バナナ・いちご・トマト・ニンジン・レタスなど、ソラレンを含まないものでビタミン補給しましょう♪
プチプラ化粧水でエイジングケアできる?
プチプラ化粧水は若い人向き。
やっぱり歳相応の値段のものを使わなければと思っている人は多いでしょう。
ですが、化粧水とはお肌の調子を整えるための水分補給が目的です。
その後につける美容液などの浸透をよくさせる働きもあります。
高い化粧水でもしっかり浸透させなければ意味はないですし、お肌に合っているかどうかも問題です。
プチプラでも防腐剤やアルコールなどが無添加で、保湿成分配合の良い化粧水は沢山あります。
しっかり保湿できて、調子が良ければ十分にエイジングケアできます♪
お風呂に浸かりながらシートパック?
入浴中は毛穴が開いて、より美容成分を吸収できるのではと思いますね。
ですが、入浴時は開いた毛穴から汗とともに老廃物も出ています。
パックをするタイミングとしては適切ではありません。
入浴後は血行も良く美容成分も吸収しやすいので、パックの効果もアップしますよ♪
[su_note note_color=”#f2f2f2″]泥パックのように老廃物を吸収することを目的としたものは入浴中でも〇。また、説明書に入浴中も可と表記されているものはOKです。[/su_note]
入浴後はすぐにスキンケア?
夜のスキンケアは入浴後にする人も多いでしょう。
お風呂上りはどんどん水分が蒸発しますから、すぐにスキンケアをするのが正しいです。
お風呂上りに何もせず30分放っておくと、お肌は入浴前より乾燥するというデータもあります。
髪も濡れたままで置いておくと、雑菌が繁殖しやすくニオイやかゆみの原因になります。
順番としてはスキンケア → ドライヤーというのが自然でしょうか。
子供と一緒にお風呂に入った場合、ママは忙しいですね。
まず、子供のお世話 → できれば5分以内に化粧水と(美容液)乳液 → ドライヤー、その後落ち着いてからクリームなどでケアすると良いですね。
[su_list icon=”icon: check” icon_color=”#ff7007″]
- 予め準備しておいたローションパックを顔に貼る
- ミスト化粧水をスプレーする
- オールインワンゲルをサッと塗る
自分なりの方法で乾燥対策しましょう♪
[su_box title=”髪の毛ワンポイント♪” box_color=” #ff7007″]髪の毛が濡れた状態ではキューティクルが開いています。開いた状態は、髪の栄養が抜けやすい状態です。
また、自然乾燥させるとキューティクルの閉じる向きがそろわず、癖やハネが出やすくなります。
髪の毛も出来るだけ早くドライヤーで乾かしましょう![/su_box]
まとめ
エイジングケアを始めなければと思いながらも、育児や仕事で時間や気持ちに余裕が持てないというのが本音かも知れませんね。
なるべくお肌にもお財布にも負担をかけないようなスキンケアができれば、そして健康なお肌になれば嬉しいですね!!
肌質は人それぞれですし、その時々でお肌の状態も違います。
情報を鵜呑みにするのでなく、自分の肌に合っているのかをちゃんと見極めることが大切です。
基本は健康なお肌を保つこと。
汚れたら洗い流す、乾いたら潤す、滞ったら促す、、、あとはお肌と相談です♪