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お盆の期間はいつ?ナスやきゅうりを飾る意味は?子供への伝え方

お盆の期間はいつ?なすやきゅうりを飾る意味は?子供への伝え方

日本の夏の行事と言えばお盆ですね。
お盆と言えば?お盆休み、帰省ラッシュ、お墓参り、盆踊り・・・色々連想されるでしょう。

お盆はご先祖様や亡くなった人の霊をお祀りする行事です。

それぞれのお盆の過ごし方があり、また地域ならではの風習も沢山あるようです。

今はお盆の時期は8月中旬が一般的ですが、7月のところもありますし中には9月というのもあります。

夫の実家に帰省して、時期や風習の違いを知ったと言う人も多いでしょう。
地域によって時期が異なるわけは、その由来と関係があるのです。

そもそもお盆の由来とは何でしょう。
お盆の風習にはどんな意味があるのでしょう。

お子さんに「お盆って何?」と聞かれたら、どう答えれば良いでしょうか。
大人でも由来や一つ一つの風習について詳しくは知らないかもしれませんね。

そこで今回はお盆の由来や風習についてひも解き、子供への伝え方を紹介します。

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お盆の語源と由来

お盆の語源と由来

お盆は正式な呼び方を仏教用語で盂蘭盆会(うらぼんえ)と言い、略してお盆と言うのが一般的になっています。

本来、盆は霊に対するお供え物をおく容器を意味し、供え物を祀られる精霊の呼び名となり盂蘭盆と混ざったという説もあります。

盂蘭盆(うらぼん)の語源は古代インド語で「ウランバナ」これは「逆さづりの苦しみ」という意味があります。

仏教では次のような説話があります。

お釈迦さまの弟子目蓮尊者(もくれんそんじゃ)は彼の神通力によって、亡き母が餓鬼道(がきどう)に落ち逆さづりにされて苦しんでいると知った。

どうすれば救えるかお釈迦さまに相談したところ、旧暦7月15日に修行を終えた僧たちに供養するように教えた。

言われたようにすると、母は救われ往生できた。

このことから7月15日に父母や祖先に感謝し供養するようになったと言われています。

また中国の道教では旧暦7月を「鬼月」(おにづき)とし、朔日(ついたち)に地獄の蓋が開き、多くの霊が下界をさまよっているとされています。

中間にあたる7月15日の中元節には最も多くの霊がさまようので、お供え物をし提灯やお線香をたいて供養する風習がありました。

同じ旧暦7月15日に盂蘭盆会で先祖供養をしていたので、この二つが合わさった形になって現代のお盆となったと言われています。

ちなみに日本の夏の風習であるお中元は道教の中元節が由来です。

日本のお盆の始まり

お盆の行事を日本で初めて行ったのは推古天皇(飛鳥時代)で、貴族や僧侶の間で行われるようになりました。

日本古来の祖霊信仰と仏教の盂蘭盆会が融合した行事として広まり、江戸時代には一般庶民まで浸透していきました。

お盆は先祖を供養するだけではなく、父母など生きている人に対しても感謝し無事を祝う意味として行われていました。

地域によってはお盆のことを「生御霊(いきみたま)」や「生盆(いきぼん)」と呼びます。
ご先祖様だけではなく、健在の両親を敬い贈り物などをする風習です。

お盆は霊を祀ってご先祖様を供養するとともに、今生きている人達の健康や幸せを願う夏の行事となっていますね。

お盆の時期

お盆の時期

お盆の起源が旧暦であることから、現在日本では旧暦と新暦の両方が使われています。

  • 新暦(月遅れ)8月15日…大多数の地域
  • 新暦7月15日又はその前後…函館、東京(多摩地区の一部を除く)、横浜、静岡、栃木市旧市街地、金沢市旧市街地など
  • 旧暦7月15日(旧盆)…沖縄、奄美地方など
  • 新暦8月1日…東京多摩地区の一部(小金井市、国分寺市、府中市、調布市など)、中津川市の一部など

*旧暦を用いる場合、毎年日づけが変わるため沖縄などでは9月になることもあります。

*7月末や8月1日にお盆行事を行うところはかつて養蚕農家が多く、東京盆(7/15)の時期は多忙期であるため時期をずらした名残だとされています。

お盆休みは大多数の8月15日に合わせてその前後に取るのが通例となり、国民的な休暇となっています。

ただ地域によっては自分達のお盆時期に、仕事や学校が休みになるところもあります。

お盆の風習

お盆の時期に地域差があるように、行事の内容も地域によって様々です。
ここでは全国的に行われている風習や、地域差はあるものの広く行われる風習を紹介します。

釜蓋朔日(かまぶたついたち)

地獄の釜の蓋が開く1日からがお盆であるとされ、この日から墓参りなどをしてご先祖様をお迎えし始めます。

また山や川に居る故人が帰ってくる際、通りやすいようにと里へ通じる道の草刈りをすることもあります。

たなばた(七夕・棚幡)

七夕は笹に願い事を書いた短冊を吊るすことで知られていますが、お盆の行事と関係があります。

棚幡は故人をお迎えするための精霊棚に安置する幡(ばん、はた=布や紙に図案や文言を書いて目印にする)のことです。

7月7日夕刻から精霊棚、笹、幡などを安置して、僧侶に読経してもらうことを棚経(たなぎょう)と言います。

迎え火

13日夕刻に行う野火を焚きご先祖様を迎え入れます。

霊が迷わずに帰って来られるようにという意味で、門口や庭で朝幹(おがら)などを焙烙(ほうろく)と言う素焼きの皿にのせて燃やします。
松明(たいまつ)やろうそくなどを焚く場合もあります。

これ以後留守になったお墓を掃除するためにお参りすることを「留守参り」と言い、これが現在お盆のお墓参りという形で一般的になりました。

送り火

16日お盆に帰っていた霊を送り出して、またあの世へ戻っていただくための野火のことで迎え火と同様にします。

それぞれの家庭でする以外にも地域で行事として大々的に行われる送り火もあります。
山への送り火として有名なのは京都五山の送り火です。

また灯籠流しのように海や川へ送る火もあります。
精霊棚の飾り物や供え物を舟に乗せて流す精霊流しもあり、長崎の精霊流しは有名です。

盆踊り

地獄での苦しみを免れた亡者が喜んで踊る様を模したと言われていますが、お盆に帰るご先祖様の霊を迎え送るための念仏踊りが始まりとされています。

もとは寺社の境内で踊っていたものですが、現代は宗教性を帯びず地域や商店街などのイベントとして行われるようになりました。

初盆/新盆(はつぼん、ういぼん/にいぼん、しんぼん、あらぼん)

人が亡くなって49日法要が終わり、初めて迎えるお盆のことです。
通常のお盆の時よりも厚く供養します。

地域によっては門口や仏壇またお墓などに白一色の提灯を立てたり、初盆を迎えるお家に贈ったりすることもあります。

精霊馬(しょうりょううま)

関東地方などで多く見られる精霊棚に置くお供え物のひとつです。

きゅうりやナスに4本の麻幹あるいはマッチ棒や折った割り箸などを足に見立てて差し込み、馬や牛を表したものです。

これらの動物はご先祖様の乗る乗り物で、馬は足が速いことから早く帰って来られるようにという意味がこめられています。

牛はあの世へゆっくり戻るために、またお供え物を背中に乗せて持ち帰ってもらうという意味があります。

施餓鬼(せがき)

お盆に行われることが多い行事で、施餓鬼とは生前の悪行によって餓鬼道に陥った亡者や道端に倒れた人の霊のことです。

食べ物などをお供えして供養を行うもので、施餓鬼法要や施餓鬼供養とも言います。
ただし宗派によって呼び名が違うことや、施餓鬼そのものを行わない場合もあります。

盆提灯(ぼんちょうちん)

ご先祖様の霊が迷わずに帰って来られるように、目印となるものです。
前述の迎え火や送り火と同じ役割を持ち、精霊棚や仏壇の前に飾ります。

それぞれのお盆時期に合わせて月の初め頃から飾り、13~16日まで灯すのが一般的です。

ここでは一般的なものを取り上げましたが、地域や家庭によってまた宗派によって風習は様々です。
何にせよ、ご先祖様のことを思い供養する行事であることは共通していますね♪

子供への伝え方

子供への伝え方

お盆にお墓参りをする人は多いのですが、お墓参りは風習のひとつです。

お盆以外にもお墓参りをすることはありますから、お子さんにはお盆の意味を正しくわかり易く伝えてあげたいですね(^-^)

例えばご先祖様については

○○ちゃんのバアバ(おばあちゃん)はここにいるでしょう。
でもバアバのジイジやバアバはもういなくてお墓に眠っているよね。
そしてそのまたジイジやバアバもずっと前には生きてたけど、今はお墓にいるんだよね。

その人達はご先祖様と言って、今いる○○ちゃんたちを守ってくれているんだよ。

お盆については

ご先祖様たちは毎年お盆になると、○○ちゃんやママ達に「元気にしているかな」と会いに来てくれるの。

それで私達は「ありがとう、元気ですよ。良い子にしているのでこれからも守ってね。」と言うんだよ。

お供えのことやお盆の風習についても、お子さんの年齢に合わせて説明してあげましょう。

ご先祖様がお盆に帰ってくるという意味が伝われば、提灯や精霊馬なども想像しやすいのではないでしょうか(^^♪

まとめ

日本古来の意味のある大事な行事、風習は子供から孫へと正しく伝えていくべきものですね。

様々な行事や特有の文化は時代とともに少しずつ変化して、簡略化されたり時には本来の意味からそれてしまうこともあります。

ですが国際化が進む今こそ子供達に伝えて、自分達の国や地域や家族のことに目を向けて欲しいなと思います。

小さいお子さんには難しいことかも知れませんが、お盆について是非話してあげてください♪

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