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なぜなぜ期におすすめ!知的好奇心が育つ♪読み聞かせ知育絵本15選

 2016/09/12 子育て・知育  
なぜなぜ期におすすめ!知的好奇心が育つ♪読み聞かせ知育絵本7選

豊かな知的好奇心は勉強好きな子供へと成長させてくれます。その知的好奇心が育つ絶好の時期が3歳頃から始まるいわゆる「なぜなぜ期」です。

子供の知能や探求心の芽がぐんぐん育つこの時期に、知的好奇心が刺激される知育絵本を読み聞かせのレパートリーに入れませんか?

2歳のイヤイヤ期が過ぎ去ったころ、今度はなぜなぜ期に突入です。
「ウサギの耳はどうして長いの?
「イチゴはどうして赤いの?」
「犬はどうしてワンって鳴くの?」

かわいらしい質問から、難しい質問、答えられない質問まで様々です^^
ちゃんと答えても「なぜ?どうして?」のエンドレス質問に突入することもありますね。

正直、忙しい時などわずらわしく感じてしまうこともあります。

ですが、「なぜなぜ期」は子供の知的好奇心や学習意欲が育つ最も大切な時期です。

常に正しい答えを返す必要はなく、子供の想像が広がるような答えでも良いですし、時には子供と一緒に調べたり、「○○ちゃんはどう思う?」と逆質問しても良いです。
上手に答えてあげましょう。

また、この時期の読み聞かせ絵本はちょっと科学的な内容であったり、普段意識しない視点に気づけるような内容で、子供の世界をどんどん広げてあげたいですね。

今回なぜなぜ期に突入した子供に読み聞かせしてあげたい、子供の世界を広げ、知的好奇心を育てる知育絵本を集めました。(3歳・4歳児向け)
読み聞かせ絵本を選ぶ時の参考にしてください。

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しずくのぼうけん

しずくのぼうけん

画像引用元:Amazon

マリア・テルリコフスカ (著)、ボフダン・ブテンコ (イラスト)、うちだ りさこ (翻訳) 、堀内誠一(文字)
出版社:福音館書店(世界傑作絵本シリーズ―ポーランドの絵本)、初版1969年、24ページ

「しずくのぼうけん」は50年以上前に発表されたロングセラー絵本です。1965年にポーランドで出版され、日本でも1969年に初版が発売されています。

50年以上前の作品ですが、そのポップな色遣いや内田莉莎子氏の翻訳は、今でも魅力の色あせない人気の絵本です。

内田莉莎子氏は同じポーランドの絵本「おおきなかぶ」の翻訳者として有名です。
「うんとこしょ どっこいしょ まだまだかぶはぬけません」は、日本人なら誰もが覚えているフレーズではないでしょうか。
「しずくのぼうけん」も、そんなリズム感あふれる日本語が随所にちりばめられた作品です。

作品では、おばさんのバケツから飛び出た一粒のしずくが、太陽に照らされ蒸発し、雨になって地上に戻り、岩のすきまで氷になって、朝日で溶け出して小川へ・・・、場所によって形を変えながら、しずくの大冒険がかわいい絵とともに楽しく描かれています。

「お水って氷になるんだ!」
「水たまりはお空に行って雲になるんだ!」
多くの子供たちのそんな驚きが聞こえてきそうな絵本です。

子供は「しずくのぼうけん」を通じて水の性質や循環を自然と理解できます。

色鮮やかなかわいい絵と韻を踏んだリズム良い日本語が、読み聞かせにもぴったりの絵本です。

じめんのうえと じめんのした

じめんのうえと じめんのした

画像引用元:Amazon

アーマ E.ウェバー (著, イラスト)、藤枝 澪子 (翻訳)
出版社:福音館書店(福音館の科学シリーズ)、初版1968年、32ページ

植物学者が文章、絵ともに手掛けた異色の絵本です。1943年に発表。植物学者ならではの考察やイラストが随所に表現されたお勧めの一冊です。
白・黒・緑・オレンジだけで構成されたシンプルな絵本ながら、読み込むほどに愛着のわくそのイラストはセンスの良いインテリアにもなります。

絵本の構成は全ページに絵本の表紙と同じく、上に地上、下に地下を表現した断面図が描かれており、地面の上と下で異なる様々な特徴の植物が、観察図のようなシンプルな線画によって端的に描かれています。

また、植物の姿形だけでなく、地上では太陽や空気から地下では土から栄養を取り込んでいる。ことも表現されています。

「じめんのうえと じめんのした」には、にんじんじゃがいもといった子供に身近な植物だけでなく、ぞうウサギといった動物達も登場します。

そして、
『動物は、太陽や空気や土から栄養を取ることはできない。』
『動物は、植物のおかげで生きている。』
この最後の一節にあるように、自然の節理や循環にも想いを馳せられる絵本となっています。

子供にとって少し難しい単語もでてきますが、
「じゃがいもやにんじんって、りんごのように木になるんじゃないんだ!」
そんなことを自然と覚えられ、普段目にすることのない地面の下の世界を想像するきっかけとなる絵本です。

味のあるデザインは子供自ら手に取ることは少ないかもしれませんが、大人が手渡してあげればきっと子供は夢中になるでしょう。

しっぽのはたらき

しっぽのはたらき

画像引用元:Amazon

川田健(著)、薮内正幸(イラスト)、今泉吉典(監修)
出版社: 福音館書店(かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)、初版1969年、24ページ

毛並みまで細かく描かれたリアルな絵が魅力的な絵本です。動物の特徴がよく表現されたその絵は、動物絵の第一人者と呼ばれる薮内正幸氏が描いています。

絵本は見開きページの右ページにしっぽ部分が描かれ、しっぽの形の簡単な説明があり「なんの しっぽでしょう?」と問いかけられます。
そして、わくわくしながらページをめくると、その動物の正体がわかり、そのしっぽの役目がやさしく説明される構成になっています。

(注意)最初の「なんのしっぽでしょう?」は表紙に描かれているしっぽです。

動物絵本として温かみのある絵を楽しみ、なんのしっぽでしょう?と子供とクイズを楽しみながら、色々なしっぽの形と特徴、そしてそれぞれに違った働き、役割があることを覚えられます。

この絵本を読んでから動物園に行くと、新たな視点で楽しむことができますよ♪

どうぶつえんガイド―よんでたのしい!いってたのしい!

どうぶつえんガイド

画像引用元:Amazon

あべ弘士(著、絵)、なかのまさたか(デザイン)
出版社: 福音館書店(かがくのとも)、初版1995年、88ページ

絵本作家あべ弘士氏は、旭川市旭山動物園で飼育係として25年の経験をもつ動物の大ベテランです。そのあべ弘士氏の動物に対する愛情がいっぱい詰まった絵本です。

ぞうやきりん、ラクダやライオンなど動物園でおなじみの動物たちが40種類。それと動物園に訪れる動物?が1種類。それぞれ見開き1ページに1種類ずつ紹介されています。

見開きいっぱいに描かれた独特なリアル感のある絵は、見るほどにかわいらしく感じられていきます。

「どうぶつえんガイド」は図鑑のような詳細な説明はありませんが、図鑑では絶対知ることのできない、飼育係ならではのトリビアや楽しみ方が、絵本作家ならではのユーモアと共にたっぷりに紹介されています。

持ち歩くには大きいですが、読んだ後にはきっと動物園に行って確かめたくなることでしょう。
そんな発見や驚きが詰まった絵本です。

はじめてのうちゅうえほん

はじめてのうちゅうえほん

画像引用元:Amazon

てづかあけみ(著)、的川泰宣(監修)
出版社: パイインターナショナル、初版2011年、48ページ

「はじめてのうちゅうえほん」は大人にも読みごたえのある絵本です。宇宙教育の父と呼ばれ、宇宙航空研究開発機構の技術参与・名誉教授である的川泰宣氏が監修されています。

子供向け百科事典などでも宇宙に関する本は難しくなりがちですが、宇宙に関する基本的なポイントは抑えつつも、例えや比較を多くもちいて子供にも分かりやすく表現されています。

月のページでは、
「もしもしんかんせんでいったら53日もかかるの?」
太陽のページでは、
「たいようがスイカくらいのおおきさとしたら ちきゅうはスイカのたねよりちいさいよ」

難しいことを子供に伝えるお手本のような絵本ですね^^

また、宇宙や星に興味を抱くことはもちろん、大きさや温度、年数といった数字も多く出てきますので、子供が自然と数字にも親しめるのも嬉しいですね。

『果てしない宇宙にはたくさんの異なる特徴の星々があること。
その中の一つである、美しくかけがえのない地球という星の中で自分は暮らしている。』
子供がそんな感覚を持てる一冊です。

3歳に満たなくても、星や星座に興味を持ったらぴったりの絵本です。

読み聞かせした後に、子供と一緒に夜空を見上げれば、いつもの星空が特別なものに感じられますよ。

どんぐり

ドングリ

画像引用元:Amazon

こうや すすむ(著、イラスト)
出版社:福音館書店(かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)、初版1988年、28ページ

子供たちが大好きなドングリ。「どんぐり」はその種類や、木の葉などが紹介されているドングリ図鑑でもあり、秋になって木から落ちたドングリが若木となって成長していくまでの物語でもあります。

「ドングリはどこからやってきて、どこへ行くの?」

動物たちの大事な食料であるドングリ。その場で食べる動物だけでなく、冬のために巣に持ち帰ったり、地中に埋める動物もいます。

そして地中に”あさく”埋められ、動物から忘れられた?ドングリだけが春になり芽を出し若木へと成長していくのです。

身近なドングリの四季を通じ、自然界の営みや循環がわかる絵本です。

作中で描かれている、ドングリが地中で根をはり芽を出す様子は大人にとっても新鮮でしょう。

子供たちにとって秋のおもちゃの一つであるドングリが、動物たちの大事な食料であり、一方でその動物たちに助けられて芽を出すことが出来る。

ドングリは自然の一部であり、命ある木の種であることを感じられる絵本です。

子供がドングリを拾ってきたときには、そのドングリを横に置きながら読み聞かせしてあげてはいかがですか。

ぼく、だんごむし

ぼく、だんごむし

画像引用元:Amazon

得田之久(著)、たかはし きよし(イラスト)
出版社:福音館書店(かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)、初版2005年、27ページ

すぐにくるっと丸くなる、みんな大好きな愛嬌たっぷりのだんごむし。

知っているようで知らないだんごむしの生態が、だんごむしの視点から興味深く描かれています。

だんごむしはどこに住んでいて、何を食べているのか?
卵や赤ちゃんの様子まで描かれ、内容は大人も夢中になれるほどの本格派です。

また、図鑑のように写真で紹介されているわけでなく、貼り絵を使った暖かく優しい絵ですので、虫が苦手なママにも大丈夫です。

*精密な写実画を得意とする、たかはしきよし氏が絵を手掛けているだけあって、貼り絵ながらリアル感もあり、虫のおもちゃもイヤという場合には避けたほうが良いかもしれません。。

だんごむしが語り掛けてくれるストーリーは、読み聞かせにもぴったりで、だんごむし好きの子供なら必ずや夢中になる絵本です。

「だんごむしは、ときどきコンクリートや石を食べないと体が上手く育たない。」と知った子供は、だんごむしがくるっと丸くなるのを楽しむだけでなく、きっと「本当にコンクリートを食べるのかな?じっと見てみよう。」という気持ちになるでしょう。

その気持ちは、自然に対する興味や観察を楽しむ気持ちを育ててくれます。

みんなうんち

みんなうんち

画像引用元:Amazon

五味太郎(著、イラスト)
出版社:福音館書店(かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)、初版1981年、28ページ

福音館書店が毎月発行している月間科学絵本「かがくのとも」に1977年にとりあげられ、1981年に装丁を新たに出版されました。英語、スペイン語、韓国語などにも翻訳され世界に愛されている傑作絵本です。

日本屈指の絵本作家五味太郎氏によるユニークな発想で、子供が必ず興味を持つうんちについて、物語ではなく自然観察風に描かれた絵本です。

「おおきいぞうは、おおきいうんち。ちいさいねずみは、ちいさいうんち。」
様々な動物のうんちを紹介して形や色、どこでするかなど違いがあることを教えています。

「いろんなどうぶつ いろんなうんち いろんなかたち いろんないろ いろんなにおい」
そして「いきものはたべるから、みんなうんちをするんだね。」と説明してくれます。

男の子が登場し、人間のうんちも描かれます。大人から赤ちゃんまでのうんちの様子、男の子はトイレットペーパーでお尻を拭いて流すところまで・・・。

独特のタッチで鮮やかに描かれた動物とうんちの絵とともに、「うんち」という言葉が短い文章でリズム良く繰り返されるので、子供は一緒になって言いたくなります。

読んだ後は自分のうんちを、動物園に行った時にはきっと親子で色々なうんちを観察するようになるでしょう。

うんちは汚くて恥ずかしいものではなく、食べるからうんちをするということを子供に納得してもらえますし、小さい子供はトイレトレーニングとしてもおすすめの絵本です。

とけいのほん①

とけいのほん①

画像引用元:Amazon

まついのりこ(著)
出版社:福音館書店(幼児絵本シリーズ)、初版1993年、32ページ

時計の針(ちびとのっぽ)がどんぐりぼうやと遊びながら、時計の読み方を覚えていく絵本です。このとけいのほん①では「〇時」と「〇時半」までが言えるようになっています。

時計の絵の中にちびとのっぽ、それぞれ短針と長針を表しています。のっぽがぐるっと回って頭が12の時に、ちびの頭が7にあったら「7じっていえばいいんだよ。」と教えてくれます。

背景の水色に黄色の時計が美しい色合いのイラスト、ちびやのっぽやどんぐりたちも愛らしいので遊び感覚で時計の練習ができます。紙芝居作家としても有名なまついのりこ氏のイラストはシンプルで、視覚的にわかり易く伝わります。
時計の説明を物語のように読み進めることができる絵本です。

「今なんじ?」と子供が時間に興味を持つ時期がありますね。そういう時に、また親がどんなふうに教えようかと考えた時におすすめの絵本です。

針のついた時計が読めると、子供は時間という観念がより強く持てるようになるでしょう。
興味があれば何時何分まで覚えられる絵本「とけいのほん②」もおすすめです。

バナナのはなし

バナナのはなし

画像引用元:Amazon

伊沢尚子(著)、及川賢治(イラスト)
出版社:福音館書店 (かがくのとも絵本)、初版2013年、28ページ

子供にはとても身近な果物のバナナ、表面にある黒い点はなんだろう?皮をむくと出てくる細い筋みないなものはなに?バナナはどんなふうになっている?
謎だらけのバナナについて楽しく解明している絵本です。

「ひやしたらおいしいかな?」バナナをれいぞうこにいれてみた。
いっしゅうかんご、くろくなってた!「なんで?」

子供の疑問に大人もちょっと焦ることがありますね。実は大人も詳しくはわからない、バナナの生育や栄養などがわかり易く描かれています。冷やしてみたり、傷をつけてみたりと実験しているのも興味を引きます。

バナナの種や葉っぱ、花のようにみえるほう、本当の花などシンプルに描いたイラストが大胆で温かみがあり、アートとしても存在感があります。

すじはにがくてじゃまだけど、バナナにとってはたいせつなものなのだ。・・・大好きなバナナには色々な秘密があることを発見します。

この作品は子供の探求心が芽生えるきっかけになるでしょう。何かをやってみる、よく見てみる・・・身近なものに対してまた新たな視点が生まれるはずです。

ちのはなし

ちのはなし

画像引用元:Amazon

堀内誠一(著、イラスト)
出版社:福音館書店(かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)、改訂版 1978年, 24ページ

どうして血が出るのか?からだに無数にある血管のこと、血の働きをわかり易く描きながら血と命の大切さを伝えている絵本です。

「かいちゅうでんとうに てをかざしてみよう。」
実験を織り込みながら血について詳しく説明をしています。動脈と静脈があること、赤血球・白血球・血小板の種類とその働き、心臓との関係など子供にもわかるように丁寧に描いている作品です。

小さい子供には難しそうにも思えますが、読み聞かせると親が思う以上に子供の反応が良い事がわかります。ケガをすると赤い血が出ること、からだのことに興味を持ち始めた子供には素直に受け入れられる題材だと言えます。

かんたんな言葉と素朴な絵日記風のイラストは子供にも馴染みやすく、血の働きや命というものを理解できる作品になっています。

読み終えた後は、子供も懐中電灯で顔の血管を見、心臓の音を聞きたがるでしょう。そして自分や人や動物たちの命のことを考えるきっかけになることでしょう。

はじめてのてんきえほん

はじめてのてんきえほん

画像引用元:Amazon

武田康男(監修)、てづかあけみ(絵)、村田弘子(文)
出版社:パイインターナショナル、初版2013年、48ページ

「くもって、なにでできてるの?」「どうして、かみなりがおこるの?」
天気に興味を持ち始めた子供に、空のふしぎをやさしく教える本です。

空を見上げて子供が抱くさまざまな疑問、親だって質問されて慌てることもありますね。これは専門的かつ丁寧にわかり易く教えている絵本なので、家族で楽しく天気のことを学べます。

雲や風、台風、たつまき・・・季節との関係、世界の天気、天気予報のしくみまで情報がたっぷり詰まった一冊。色鮮やかなイラストで説明されています。ここでは天気図についてもわかりやすく解説されています。

テレビなどで天気図を見る機会も多く、今日の雲の様子、予報などに興味を持つ子供も多いでしょう。

「これからのてんきのへんかをよそうしてみよう。」
興味を持った子供はきっと自分でもよそうする楽しさを見つけるでしょう。

今日はどんな雲があるかな?絵本を読めばきっと空を見上げたくなります。身に付けた知識で子供は天気図を読み解こうとするかも知れませんね。幼児から小学生まで幅広く楽しめる知識絵本としておすすめです。

ちきゅう

ちきゅう

画像引用元:Amazon

G・ブライアン カラス(著、絵)、庄司太一(翻訳)、海部 宣男(監修)
出版社:偕成社 、初版2007年、大型本

ぼくたちが住む地球について、宇宙についてそのしくみを描く絵本です。
どうして丸い形なのか、昼間が明るいわけ、自転や公転のことなどをスケールの大きい絵とやさしい言葉で教えています。

「ちきゅう このおおきなのりものにのって、ぼくたちは うちゅうをたびしている。」
子供が自分たちの住む星や宇宙について、季節について冒険しているようなイメージで楽しむことができます。

どうして地球は丸いの?どうして落ちないのかな?夏はどうして暑いの?子供たちの知的好奇心に応えてくれています。創造力や冒険心が高まる年齢になれば、絵本を通して宇宙旅行のイメージもわくことでしょう。

小学校の理科で習うような内容ですが、教科書にはない優しさとワクワク感があり、就学前の子供に読んであげたい絵本です。

このよでいちばんはやいのは

このよでいちばんはやいのは

画像引用元:Amazon

ロバート・フローマン(著)、あべ弘士(イラスト)、天野祐吉(翻訳)
出版社:福音館書店 (かがくのとも絵本)、初版2006年、28ページ

原作はロバート・フローマン氏の「もっとはやいものは」(1960年アメリカ)で、当時は速さや巨大さを競う時代でした。この作品をコラムニストの天野祐吉氏が、新しい作品に仕上げ「かがくのとも」で刊行されました。

この世でいちばん速いものは?ウサギ、チーター、魚、鳥、乗り物、音、地球の自転速度・・・と速さについて様々なものを比べる絵本です。

「はやい」ってなんだろう?比べてみていちばん速いものを探して行くという展開で、子供はとても好奇心をそそられますね。子供はどっちが〇〇?と比べるのが大好きですから。

この作品の興味深いところは、目に見えない速さというもののイメージを比較することによって子供にわかりやすく伝えていることです。そして最後に出てくるいちばん速いもの、それが何であるかがまたひとつこの作品の鍵となっています。

「さあ、このほんをよみおわったら
しずかにめをつぶってみよう。
(中略)
あたまのなかをからっぽにして。
(後略)           」

速いことはすばらしいこと、ですが人が持つすばらしい力があることを教えてくれる結び方で、大人も読んで良い気分になります。

小さな子供は素直に楽しく、年長さんや小学生なら親子で色々なことを話し合える素敵な絵本です。スケールの大きな、想像力をかきたてるイラストも素晴らしいです。

木はいいなあ

木はいいなあ

画像引用元:Amazon

ジャニス・メイ・ユードリイ(著)、マーク・シーモント(イラスト)、さいおんじさちこ(翻訳)
出版社:偕成社 、初版1976年、32ページ

作者ユードリイ氏の保育園勤務の経験から生まれたこの絵本は、子供の目で見た木のある生活への讃歌が美しい水彩画とともに描かれています。

物語性はほとんどなく、人間と木との関わりや様々な場面での木について純粋に温かく語っています。「木はいいなあ」というタイトルに集約される、木へのストレートな気持ちがあふれている作品です。

「木がたくさんあるのはいいなあ」
「たった一ぽんでも木があるのはいいなあ」

木があること、人と木のかかわり、守られたり遊んだり・・・淡々と温かく、ただただ木のことを語りかけています。絵本が縦長であることが、何より木を思う気持ちの表れでしょう。

童話、昔話、アニメなど必ずそこには木や森が存在しています。とても身近にあるものですが、ここまで木に焦点をあてた絵本は珍しいでしょう。

縦長の絵本を一ページ一ページめくりながら、子供は木の大きさや大切さ、楽しさを感じます。カラーページと白黒ページが交互になっているところも、短い文章と調和していて興味深いです。

「どうしてこの本は縦に長いのかな?」「木のブランコ楽しそうだね。」「秋になると葉っぱが落ちるんだね。」子供とお話しながら読んでいると、大人も心が和みます。
知育絵本と趣は異なりますが、ぜひおすすめしたい一冊です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。子供向けの絵本ですが内容は大人でも興味深く楽しめるものばかりです。

ちょっと難しい内容の絵本もありますが、内容が理解できなくても、かわいらしい絵やリアルな絵、また楽しいストーリで子供は十分楽しめるでしょう。

また、子供が自分で読めるようになれば、どれも小学校低学年くらいまで何度も読み返し楽しめる内容です。

さらに、小学校低学年の夏休み自由研究の課題にもぴったりだったりします^^

是非今回ご紹介した絵本を読み聞かせのレパートリーに加えて、子供の知的好奇心をいっぱい育ててあげてください。


子供の英語教育も兼ねて、英語絵本の読み聞かせも人気がありますね。

英語独特のリズムや、日本語とは異なる周波数帯の音を自然と聞き取れる「英語耳」を育てるためには、幼少期から英語に親しませるのが一番です。

こちらの記事でおすすめの英語絵本をまとめています。
全てCD付きですので、ストーリーや絵だけでなく臨場感のある効果音でより絵本を楽しめますし、なにより美しい英語を聞くことが出来ます。よろしければご覧ください。

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